土台、柱に加え4方から家を支える耐力壁。 木造軸組工法直貼仕様(大壁)で壁倍率2.9倍と高強度です。
壁を一つの面とし、家全体を一体化することにより、地震や台風等でかかる力を家全体で効率よく分散します。 四方を囲む壁面でも家を支えるため、さらに強度が増します。
novopan STP Ⅱを取り入れ、地震・台風に強い家造りを支えています。
パーティクルボードは耐力面材に求められる、せん断性能が優れています。そのため、novopan STP Ⅱは木造軸組工法(大壁)で2.9倍、枠組壁工法で4.7倍という高い壁倍率を取得。
パーティクルボードの特性を活かすことで、地震や台風に強い家をつくることができます。
※国土交通大臣認定を取得した9mm厚パーティクルボードの構造用耐力面剤
筋かい耐力壁では、接合部などへ力が集中するのに対し、novopan STP Ⅱは面全体に力が分散します。せん断剛性は合板の2倍以上
廃木材・未利用木材を主原料としたリサイクル製品
使わなくなった木材製品や未利用木材を破砕・チップ化し、novopan STP Ⅱに再生しています。
廃木材は焼却するとCO2等の温室効果ガスが発生します。マテリアルリサイクルしているnovopan STP Ⅱは、廃木材の焼却により発生するCO2の排出を回避しています。
非ホルムアルデヒド系接着剤を使用しているので、安心してお使いいただくことができます。
(ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆)
項目 | 認定基準 | ![]() |
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耐震性 | 極めてまれに発生する地震※による力の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度 | novopan STP Ⅱは壁倍率が高い為、壁量の確保が容易になります |
劣化対策 | 通常想定される条件で3世代(概ね75年~90年)まで、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するため必要な対策が講じられている | 通気層を設けた構造に、外壁下地としてnovopan STP Ⅱを使用し、防腐・防蟻薬剤処理が施されていることが条件になります。 |
土台部分においては高耐久に重点を置き、床束には湿気に強い鋼材を使用しています。
基礎部分は鉄筋コンクリートのベタ基礎を標準採用し、長期間家を支える強固な基礎となっています。
四季ある日本には、気温や湿度の変化に対応できる木材が適しています。
木は、気候の変化により、微妙に伸縮する調整機能が備わっています。 これこそが寒暖の差が激しい日本の風土にふさわしいと考えました。
在来木造軸工法は、日本古来からの伝統的な住宅建築工法です。 土台、柱、梁、筋違い、耐力面材を構造の基本としています。
阪神大震災以降の建築基準法の強化、筋違い等の耐力壁や仕口への 構造用の金物の設置などの耐震対策を行い、構造強度を確保しています。