施工現場ダイアリー

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辻堂・共同住宅の施工現場/基礎工事編

2012年12月13日

現在、辻堂駅より徒歩圏内の好立地に、アパートを建設中です。
その進捗をこちらのブログにて更新しています。

今回は、基礎工事完了までの工程を振り返っていきます。
地鎮祭を行い、工事の安全を祈願し着工したのでは、真夏の8月。

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地盤調査の結果、以前盛土を行った場所らしくアパートを支える地耐力がないことが、設計の段階で判明していたので、
まずは「柱状改良」と呼ばれるコンクリートの柱を固い地盤(支持層)まで届くように地中深く建て地盤改良を行いました。

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写真に丸いものが建物全体にみられると思いますが、これら1本1本が「コンクリートの柱」で、
これが建物を支える強固な地盤をつくっています。

現場での基礎工事を行っている間に、その上に建てられる鉄骨の骨組みの製作を並行して行います。
下の写真は、施工者、工事監理者立会いのもと鉄工所で行った、「現寸検査」の風景です。

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今はパソコンのCADで工作図を書くことがほとんどですが、構造が特殊な箇所や複雑な箇所について、
実際に「現寸」(縮尺1/1)で「床」に直接書いて施工性などを含め、鉄骨の断面や接合部分を設計図と比較照合するのが目的なんです。

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実際に「床」に書かれた「現寸図」です。

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こちらは、基礎部分の検討を行った「現寸図」です。

こうして、いろいろな検討→協議→承認ののち、鉄骨の加工を行っていきます。
上の写真で、現寸検査時に検討した基礎部分。現場では、

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このような感じになります。
すべての箇所について、ひとつひとつ検討していき、設計者の意図を図面、現場へと反映していきます。

基礎構造ですが、多くの場合は、基礎をコンクリートで作りその上に鉄骨を乗せ、
コンクリートと鉄骨をアンカーボルトで緊結というものなのですが、
今回の建物は少し特殊で、基礎の中にも鉄骨を入れ「SRC造」(鉄骨鉄筋コンクリート造)で基礎の梁をつくり、
基礎の鉄骨梁と鉄骨柱を直接接合するという工法で行われました。
コンクリートと鉄骨とで構造が分かれることなく、一体的な構造となっています。

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そのため、現場は、相当複雑なものになっています。

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基礎ができる前に柱が立っているという、あまり見かけない風景になっています。

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こうして、コンクリートを打設していき、無事に基礎まで出来上がったのが、
季節が変わり、10月の下旬でした。

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やっと10月25日、鉄骨建て方を迎えます。
次回、「鉄骨建て方」編に続きます。

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